VRChatのWorldの紹介です。このワールドは、出口を探す脱出ゲームのような感じなのですが、かなり独特で、ある意味では、ホラーワールド になります。
恐ろしいゾンビが襲ってきたり、突然、大音量の効果音で脅かすような、いわゆる「お化け屋敷」的な怖さではなく、心理的に徐々に不安にさせていく感じで怖くなってきます。
そして、次は? この先はどうなっているのか? どこまで繋がっているの? と、ハマっていく怖さがあります!
ワールドの中はタイトル通り、売り場やお客さんが使うようなスペースではなく、従業員が使うようなオフィスや倉庫があるビルや建物の、「空き部屋や通路、スペース」。そんなの感じのイメージです。そこをどんどんと進んで、出口や手掛かりを探していきます。真っ暗ではないのですが、基本的に物がほとんど無く、飾り気も無いし、ほぼ、無音。人も居ないので、ものすごく寂しさを感じて段々と不安になってきます。
ワールドの中には、膨大な広さの部屋やスペース、非常に難易度の高い謎解きやクリアしていくのが難しい仕掛けがたくさん用意してあります。
大人数で協力して探さないと、このワールドはかなり時間が掛かります。初めて入る方ばかりで、前情報無しでは正直言って、厳しいワールドです。かなりの長時間を覚悟して臨み、時間の無駄にならないように注意しましょう!話のネタにする程度に、あらかじめ時間を決めて入るなら大丈夫かと。
このワールドには「どうしてもクリアしたい方」以外、1人だけで入るのはおすすめできません。
Backrooms という名前がついているWorldは多く、基本的には同じような感じで遊べますが、細かい所や演出はもちろん違います。各ワールド毎にいろいろと工夫されています。ワールドと言うのか、入る部屋と言うのか、その中がとてつもなく広く、レベル分けされた階層と呼ばれる所が無茶苦茶多い所もあるようです。とにかくたくさんあり過ぎて、広過ぎて、よく分かりません。今回は数多く存在する、Backroomsから2つのワールドを紹介します。紹介と言っても他のワールドと違い、細かい内容まではよく分からないので、簡単な説明だけです。すみませんが、詳しく知りたい方は実際に入るか、ご自分で情報収集してくださいね。
The Backrooms V_ (バックルーム) →「V」の後にバージョン名が入ります
バージョンは常に更新しているようです。書いてある内容が最新のバージョンに合っていない可能性があります。
ここは、「部屋」に入る前に操作(チェック)が必要です。まずは階段を上って2階へ行って手前パソコンのモニター2つにチェック操作をして下に降ります。
階段を下りて右側にエンジンスタートのパネルがありますので、そのパネルを押してエンジンをスタートさせます。もう一度2階へ行って手前パソコンのモニター左にチェックいれると音がして、扉が開きます。
その開いた所から部屋に入ります。部屋に入るまでに、ひと手間掛かります。
そして、このワールドは、最初の部屋から、めちゃくちゃに広いです。広すぎるので、一緒に入ったFriendさんと離れないようにするか、声掛けしないと、はぐれてしまいます。そして何度も同じ場所を行き来してしまいます。
この迷路のような、広い「部屋」から出る「出口」を探すために進んでいきます。
最初の部屋の中には大きな特徴がほとんど無く、同じ壁紙の同じような部屋やスペース、通路が続いていて、唯一、場所案内(目印)のための、ネオンチューブが置いてあるだけです。そのネオンチューブの色で場所の位置を把握します。それだけなので、とても広い部屋の中では、すぐに迷ってしまいます。皆さんも経験あると思いますが、初めて来る所で行き来している間に方向感覚が麻痺して迷子になってしまったような感じ。恐怖を感じる程ではないんだけど…「何か」が出てきそう、「何か」が起きそうでちょっと怖い気がする…そんな不安な感じがします。
私はこのワールドへ他のゲームワールドで知り合った方に連れてきてもらったのですが、「Backrooms」という単語以外は十分聞き取れないまま、開いてもらったPortalから入りました。入ってから、このワールドの説明をいろいろと親切に教えて頂いたのですが、他の方も一緒に英語で普通に話していたので、私はほとんど聞き取れませんでした。英語の勉強不足です(泣)! ゲーム内容も分からず進んで行き、やっぱり途中ではぐれてしまい…終了。
後で調べて、再度ここに入りました。 でも1人じゃぁ、全然楽しくないよ!
ここもホラーワールドなので「夜」に入ることをおすすめします。ホント怖さが全く違います(笑)。
その他の演出もありますがネタバレになるので止めておきます。
次回解説します。こちらからどうぞ。
The Backrooms(バックルーム)
ここにも積極的に脅かすような演出はありません。
薄暗い部屋で、非常にシンプルです。余計な物はありません。基本的に無音ですが、蛍光灯のブーンという、かすかな音がします。場所によって壁掛け時計や置いてあるラジオなどの演出小物の音がするだけです。怖い!
最初は壁掛け時計のある部屋からスタートします。
部屋への入り口を出てすぐ左側の壁に、色の違う壁紙のようなものがあり、それがボタンになっていて、押すとメッセージが出てきます。メッセージ(ヒント)のようなものが壁に書かれていますが、メッセージはこれだけ! これだけなんです!
これを読まないとゲームを進めるのは不可能かと…
ゲーム内容は基本的には同じで、出口につながる手掛かりを探して進んで行きます。この順番に現れるメッセージ。これを読まないと先に進めません。意味深なメッセージやヒントが出てきます…
進むと、同じように見える部屋が続きます。また、Mirrorのスイッチ等がさりげなくあったりします。
先に話しておきますが、ここのWorldは超難しいですよ!!玄人、マニア向けで、ハードル高いです。
メッセージ通りにbutton(ボタン)を探して押していくのですが、そのボタンが見えないんです!
えっ⁈何⁈
最初の手掛かりである、「最初のボタン」から、普通には全く見えない「隠しボタン」になっていて、コントローラーなどを操作して自分の手でボタンを探さないと見えません!
ただでさえ薄暗く迷路のような所で、場所によっては真っ暗闇の中にある「全く見えない隠しボタン」を探していくなんて…そんなひどい…そんな…ワールドですよ!
かなり?難しい?と思うので最初の進み方を説明したいのですが、一部ネタバレになるので、記事を分けます(笑)。
Backrooms について…
Backroomsはいろいろな意味で、とっても奥が深いWorldです。いろいろなHorror World(ホラーワールド)や探検するようなゲームがありますが、ここは異色でかなり独特なWorldです。人気があるので一度は入ってみても良いと思います。
ごく個人的な感想ですが、Backroomsは大人数で協力して迷路を脱出していく感じで遊ばないと楽しくないと思います。1人の時にVRChatに入ってわざわざ、このゲームで遊ばなくても良いのでは??と思ったりもします。
結局、Backrooms とは、現実世界ではなく、よくある感じの部屋のようなスペースに見えた「別世界」だったのです。調べてみると英語圏での都市伝説のようなもので、2ちゃんねるのような海外の掲示板サイトから始まり、黄色い壁紙の特に何の変哲もないような「部屋」が写った1枚の写真(画像)からさらに発展し、YouTube動画がバズって火が付いたようです⁈(諸説あり)。始まったのも2019年5月頃だそうなので、割と最近の話です。何だかとってもミステリアスですね。
現実かゲームなのか、訳分かんなくなった時は、すぐに中止してください…とのことです。そんなこと言われたら怖いよ…
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